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  2020年2月:京都
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金閣寺・清水寺清閑寺陵・清閑寺

【2月29日(土)曇り】金閣寺・清水寺

ホテルを9時前にチェックアウト、京都駅烏丸口バスターミナル B2 乗り場から京都市営バス 101 系で金閣寺バス停下車、所要時間は 40 分ほど。

金閣寺前には9時 45 分頃には着いてしまった。さすがにこの時刻だと観光客の姿も疎らだ。

金閣寺総門。

金閣寺の正式名称は鹿苑寺で相国寺の塔頭寺院の一つ。舎利殿の金閣が特に有名なためにに金閣寺と呼ばれる。

元は鎌倉時代の公卿、西園寺公経の別荘で、室町幕府三代将軍の足利義満がこれを譲り受けて山荘北山殿を造ったのが始まりとされている。

庫裏。

参拝門を入ると鏡湖池に浮かぶ金閣が眩しい。

鏡湖池に浮かぶ金閣。

書院の裏手に「陸舟の松」と呼ばれる帆掛け舟に見立てられた松が植えられている。樹齢六百年とも言われる五葉の松で足利義満遺愛の盆栽を移植したものだそうだ。

陸舟の松。

金閣の北側、少し高くなった所に周囲を深い木々に囲まれた池は安民沢(あんみんたく)で、日照りが続いても枯れたことがないという。

安民沢。

池には小さな島が浮かび白蛇の塚という五輪の石塔があり、西園寺家の鎮守だったと伝わっている。

白蛇の塚。

夕佳亭の裏を回り込んで出たところが不動堂。

不動堂。

本尊の不動明王は弘法大師の作だと言うが真っ黒で細部がよく見えない。

弘法大師作の不動明王。

金閣寺道バス停にもどり、市営バス 59 系のバスで千本北大路で下車、ここで市営バス 206 系バスに乗り換えて、清水道バス停で下車。所要時間 50 分ほどで清水寺の入り口、松原通りに到着。

見覚えのある松原通りを清水寺へ。

松原通りを登り切ると仁王門の前、修学旅行が思い出される。

仁王門(左)と西門(右)。

2008年から平成の大改修が行われてきたという清水寺、何時だったかここまで来たら仁王門が修復工事のシートに囲まれていたので引き返したのを思い出した。2008年に京都に来ているのでその時だったのだろうか。

仁王門。

仁王門から松原撮りを見下ろす。

丹塗りも鮮やかな西門と三重塔。

西門下の祥雲青龍。


三重塔と着物姿の若いカップル。

轟門前に手水舎の順を待つ列ができていた。

国宝の本堂の修復工事は2020年2月までの予定
本堂は今も修復工事が進められており、2017(平成29)年7月から全体を覆っていた素屋根(すやね)と呼ばれるシートは2020年2月に撤去されたという。

なんと本堂全体を覆っていたシートは撤去されたばかりのようだ。

本堂(清水の舞台)。

本堂の修復は2021年3月まで続くようで、この修復を終えて平成の大改修は完了する予定らしい。

清水の舞台からの阿弥陀堂(左)と奥の院(右)。

阿弥陀堂の左は国指定重要文化財の釈迦堂。

釈迦堂、阿弥陀堂、奥の院の前を過ぎた辺り、木立の切れ間から見える本堂の檜皮葺の屋根が綺麗だ。

本堂の美しい檜皮葺の屋根。

さらに進むと本堂の向こうに三重塔も見えてくる。

三重塔と本堂。

清水寺の一番奥、子安の塔への道がU字に曲がっている所にある黒塗りの鉄格子の門扉が開いている。脇に立てかけてある看板には『夜の特別拝観期間中は午後五時に施錠します。清水寺』とあるから、この門の向こうは清水寺境内の外のようだ。

この門の外は清水寺の境内の外。

門の外に何があるのか、とりあえず門をくぐって清水寺の外に出てみた

門の外を探訪して戻り、鉄格子門の前を道なりに登って行くと、これも塗り替えて間もないと思われる鮮やかな丹塗りの子安の塔が待っている。

子安の塔。

子安の塔を谷川に回り込むと、三重塔、経堂、開山堂、朝倉堂、本堂の屋根が谷を隔てた真向かいに並んでいる。

三重塔から本堂までの屋根が並んでいる。

子安の塔から坂道を下りるて行くと、音羽の滝で観光客が列をなしている。

音羽の滝。

778(宝亀 9 )年に、延鎮が夢のお告げに従って金色の滝を探していたところ、音羽の滝で行叡に出会い、彼から授けられた霊木で観音像を彫って滝の上に祀ったのが清水寺の始まりだそうだ。

仁王門の前から松原通り、五条坂を下って五条坂バス停へ。
市営バス 100 系で 15 分、京都駅烏丸口バスターミナルに戻る。

着物姿のカップルが目につく松原通り。

京都駅発 14:35 のぞみ 103 号で東京へ。東京駅着 16:53。


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