【5月3日(土)】 ブッダ・パーク
赤い悪路を走ること30分、ブッダ・パーク(Buddha Park)に着いた。正しくはワット・シェンクワン」(Wat Xieng Khouane)と言うらしい。
入り口前の駐車場に駐車している車はない。トゥクトゥク氏はこの駐車場で待つといい、荷台にハンモックを吊してさっさと横になってしまった。
入口で入園料5,000Kip(約60円)とカメラの持ち込み料3,000Kip(約36円)を払いブッダ・パークに入る。
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ブッダ・パーク入り口。 |
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門を入ったところは何の変哲も無い公園のようだが… |
園内は一体一体の名前も由来も分からない黒ずんだ像が雑然と並んでいる。中には仏教由来の像だけではなくヒンドゥー教の像も混じっている。
ということで、以下に写真だけ並べておく。
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内部に入ることができるカボチャ型のオブジェ。 |
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この口から中に入る。 |
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カボチャ内部の2階には別な世界かあった。 |
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この口からカボチャの天辺に出た。 |
この公園、ワット・シェンクワンと言う名前の寺院で、ルアンプー・ブンルア・スラリットという僧侶が1958年に作ったらしい。らしいというのはこの説明の典拠が不明なため。
スラリット師はこの寺院を建てた後にメコン川を挟んでビエンチャン対岸のタイ・ノーンカークに亡命、1975年にノーンカークでもブッダ・パークの建設を始めたのだという。現在はメコン川を挟んで両岸にブッダ・パークがあることになった。
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カボチャの天辺から園内を見下ろす。 |
カボチャの前に立つのは長い髪の毛から察するにナーン・トラニー像だろう。
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ナーン・トラニー像。 |
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腹ばいになった足の上に頭がのってる。 |
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小牛がリアルなこの像だけ異質。 |
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月を喰ったが熱くて吐きだしたという話を何処かで読んだのだが…。 |
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ワット・シェンクワンと言う名前で呼ばれているが、とても寺院とは思えない。 |
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ワニまでいる。 |
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涅槃仏。 |
一通り見て回ったので、トゥクトゥクに乗る前にトイレに寄っていこうと門を出る前にトイレ探し。矢印を頼りに園内奧に進むとトイレの前で姉弟と思われる三人が遊んでいる。
三人の前を通り過ぎてトイレに入ろうとすると年かさの女の子が、トイレの前に置かれたテーブルを指さして何か言っている。テーブルの上には箱が一つ載っている。有料トイレらしい。500Kip(約6円)だったか1,000Kip(約12円)だったかを見せると彼女の首が縦に振れたので箱に入れて中に入る。
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左手前の料金箱と徴収人達。 |
トイレの中は便器と浴槽が並んでいる。浴槽に見えたのは便器に流す水が入っている水槽だ。
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右の黒い水は使用後に流す水。 |
トゥクトゥクに乗り込んで走り出すと間もなく雨が降り出した。
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