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 2008年1月:伊豆熱川
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【1月3日(土)】温泉資料館

上げ膳据え膳の天国は今朝が最後。
海を眺めながらゆっくり風呂につかる。今日も天気が良く暖かい。
今朝のテーブルに並ぶ朝食からは正月の料理が無くなり、普通の温泉旅館の朝食になっている。

もろ温泉旅館の朝食。

帰りの電車まで未だ時間があるので旅館前の海岸通りを歩いてみる。

大島の手前に小さく輸送船の影が見える。

大和館全景と手前は無料の足湯場。

殆どの宿泊客がチェックアウトしガランとした大和館ロビー。

ロビーに戻りガラス越しの強い日差しをよけながらコーヒーを飲んでいるとようやく駅に向かう時間になった。気づくとロビーにいるのは私たちだけ、フロントカウンターの中にも誰もいない。

ソファーを立って荷物を持つと、何処で見ていたのか奥から旅館の人が飛んできて駅まで小型バスを出しますので、と言ってくれた。

旅館のバスを降り、駅前の土産物売り場を冷やかして、せっかくなので駅前の「温泉資料館」も覗いてみた。

温泉資料館(奥)と足湯場(右手前)。

館内の壁に熱川温泉の古い写真が数点かかっていた。
その一枚に「昭和35年頃のプリンスホテル」とある。昭和35年というと1960年、49年前だ。わずか50年ほど前の熱川温泉はこんなだったんだ。

温泉資料館に掛けてあった古い写真。

「山水館」模型には何の説明もなかった。

熱川駅に入ってきた「スーパービュー踊り子号」。

帰りの車内でダウン症と思われる若くはない男性を同行している家族連れと若い女性グループが言い合いを始めた。ダウン症の男性の起こした些細なことが原因らしい。どちらもお互いに譲らないのが大人げないというか情けない。

家族連れの中の父親らしき人が、同行しているダウン症の男性は赤の他人なんだぞって大声で女性軍に訴えていたが問題解決にはならなかった。

そのうちどちらも静かになったが、きっと女性軍が発した最初の一言とそれに応じた家族連れの言葉が双方を刺激してしまったんだろう。

この騒ぎ以外は何事もなく無事帰宅。 今年の暮れはどんな計画になるのか、計画を立てられるのか。


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