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  2002年8月:上海
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周庄鎮│朱家角鎮

【8月16日】周庄鎮

Bill Lingさんが朝7時15分過ぎに車でホテルに迎えに来る。
上海から車で約1時間余りのところにある水郷古都に連れていってもらう。

上海市の郊外、淀山湖の向う側の畔にある周庄(Zhouzhuang)鎮は900年以上の歴史を 持つ水郷古鎮だ。
元時代の大富豪、瀋万山が白蜆江から水運のために水を引いたのが始まりだという。

千近くある住宅の6割が明時代に建てられた ものだ。
古い家並みと入り組んだ水面が理屈抜きに気持ちをホッとさせて くれる。
早朝出発は静かな佇まいをゆっくり見学するための配慮だった。

芝居の舞台のようだが何の建物か忘れてしまった。

舞台をぐるりと囲むように建つ建物はこの辺りでは規模が大きいが何だろう。

沢山の旅行者がこの橋で記念写真を撮っているのでのでこれが富安橋かもしれない。

水路はいまも生活の場になっている。

狭い水路にも船が入る。たどれば海に出るのだと思うと気持ちが膨らむ。

軒先の赤い灯籠はこの時期が盂蘭盆会だからだろうか。

大きな家は水路を家の中にまで取り込んでいる。ここは張庁だっかかな?

瀋万山の子孫の住居跡、瀋庁。ここは応接間。

瀋庁の台所。飾り戸棚のように見えるが竃で焚口は裏側にある。

瀋庁の2階は回廊で繋がる広い空間になっている。瀋氏の娘の寝台。

寝台の脇には重厚な机がおいてある。

瀋氏の執務室だそうだ。右の壁、団扇の隣に古い算盤が下がっている。

瀋氏の寝台。落ち着いて寝られそうもないくらいの煌びやかさだ。

寝台には細かな彫刻が一面に施されている。日光の陽明門を連想してしまった。

回廊の窓の外は、数百年前と変わらない佇まいを見せる。

水路を巡る観光遊覧船の乗り場。

水路を塞いで奥まで続いている船は観光用の乗合船?

古さが滲む家並みの裏側。観光客の女性がアクセントになってくれた。

遊覧船に乗り水路から周庄鎮を見る。

石橋の古いものは元時代(13~14世紀)に作られたものだ。

未だ観光客が来る時間には間がある。人出のない通りの脇で女性が足を洗っていた。

水路に沿うようにして伸びるアーケードには商店が並ぶ。

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