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       【8月11日】 北京→成田 
      晴れ。 
         
        6時に眼がさめ直ぐにシャワーを浴びる。 
         
        昨夜は気づかなかったが西西里酒店の内部は部屋も含めて改装したばかりのようで綺麗で気持ちがいい。シャワーも強すぎるくらい良く出て嬉しい。 
      
         
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          | 星が付かないホテルだが清潔でエアコンも付いている。 | 
         
       
       泊まった部屋はツインで一泊200元(約3,200円)、二人で利用すれば一人100元(約1,600円)。崇文門の SOLO 
        II はシングルで一泊 150元(約2,400円)だった。二人で利用するなら西西里酒店を選びたい。ただしバスタブはなくシャワーのみ、朝食も付いていない。 
         
      このホテルは崇文門から東南に下がった左安門内大街にあり周囲に地下鉄の駅は無い。 
      その分宿泊費は安いのかもしれない。タクシー代が安い北京では近くに地下鉄の駅が無くても不便はない。お勧めのホテルと言えるだろう。 
      
         
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          | 西西里酒店(Hotel Sicily)の外観。 | 
         
       
       
      
         
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          | 西西里酒店前の左安門内大街。 | 
         
       
       7時チェックアウト。 
         
      ホテルの前からタクシーに乗り空港へ。北京市の中心部は来る度に新しいビルが増えていく。 
      
         
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          | 新しいビルがどんどん増えてゆく北京中心部。 | 
         
       
       
      
         
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          | 空港に近づくと車が増えてきたが流れはいい。 | 
         
       
       土曜日と言うこともあってわずか30分で空港に到着。 
         
        空港周囲もオリンピックに向けての工事が進行中でタクシーが乗り付ける出発ロビー前は車でごった返している。 
         
        直ぐにチェックインに向かう。 
        中国国際航空のチェックインカウンターはフルオープン。どのカウンターの前も長い列ができている。 
         
        直前の老人4人グループの重そうなスーツケース一つがレントゲンチェックで引っかかった。 
         
        係員にスーツケースの中を確認されている。引っかかったのは太極拳で使う中国の刀だった。しばらく係員が電話で何処かとやりとりをしていたが問題なしだったのだろうスーツケースは無事にベルトコンベアーに戻って流れていった。 
      
         
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          | オリンピックマークが追加されている中国国際航空のチェックインカウンター。 | 
         
       
      チェックインの時に私の足が調子が悪いのでドアサイドにしてくれないかと于くん。 
        いい加減なことを言うものだ。しかしその効果はあったようで即ドアサイドシートを指定してくれた。 
         
        チェックインがすんだところで到着ロビーまで下りてKFCでさして美味しくもないチキンバーガーで朝食。 
        出国手続きカウンターも混んでいたがいつもと大差なし。少し買い物をして搭乗待合室へ。 
         
      搭乗機CA925便のボーイング747までバスで移動。 
      ターミナルビルから随分離れたところまで連れて行かれる。この便はいつもそうだ。 
      
         
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          | 北京首都国際空港ではボーイング747もサテライトに着くのは僅か。 | 
         
       
       
      
         
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          | タラップで搭乗。 | 
         
       
       9時40分発が1時間遅れて10時40分発。 
        成田空港への着陸手続きがしてなかったとか。定期便だろうに訳の分からない理由で搭乗してから狭い座席(といってもドアサイドだが)で1時間待たされた。 
         
      北京首都国際空港では現在も新しいターミナルビルの建設工事が進んでいる。 
       
      タキシング中の機内から見ても滑らかなカーブを描く屋根を持ったターミナルビルが三棟見えた。来年8月のオリンピック開催までには完成しているのだろうか。 
      
         
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          | ランウエイに向かう飛行機の向こうに見える建設中のターミナルビル。 | 
         
       
       
      
         
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          | 離陸滑走路への出番を待つ航空機達。 | 
         
       
      珍しく窓側の席、見通しもいいので窓から写真を撮ってみた。  
      
         
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          | 北京市の高速道路。 | 
         
       
       
      
         
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          | 海を渡ってからの陸だったので多分韓国上空。 | 
         
       
       
      
         
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          | 機内で出された燕京ビールも北京オリンピックに協賛。 | 
         
       
      ここからは羽田に近づいてからの写真。こちらも天気が良く見通しが良かった。 
      
         
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          | もう一度旋回して着陸滑走路に向かう。 | 
         
       
       
      
         
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          | これは東関東自動車道? | 
         
       
       
      
         
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          | まもなく着陸。京成線と国道44号? | 
         
       
      着陸後、サテライトに向かってタキシング中に、滑走路の片隅に真っ白なボーイング747がひっそりと駐機しているのに気づいた。航空機のマークも国を示す国旗も描かれていない。何か曰くがある機体なのだろうか。 
      
         
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          | 空港の隅にひっそりと駐機する所属不明のボーイング747。 | 
         
       
       成田着は予定の13時55分を大幅に遅れて15時30分。 
         
        昨夜のバスといい、今日の飛行機と言い遅れづくめだ。可愛そうに何処に行くのか白人の一人はトランジットに間に合わず明日のフライトになりますとサテライト通路で航空会社スタッフから告げられていた。 
         
        帰宅してからのTVニュースで今日、明日の成田空港に帰国する人は今年最高になるだろうとのこと。 
        今日だけでも5万人を超しているという。それにしても成田は暑い~。 
         
         
        適切な処置(埋鍼)のお陰で今回の旅行を通じて腰痛の発症を気にしていたのは初めのうちだけ、何事もなく12日間を過ごすことができた。 
         
       
        
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             …真っ白なボーイング747… 
               
              帰国後しばらくして今回の旅で撮影した写真を整理しながら、改めてこの白い機体が気になりSAFの教官久野さんに教えを請うた。 
               
              すると、8月16日の朝日新聞・朝刊・千葉版24面『エアポート図鑑 07夏ナリタ』に同じ機体の写真と説明が掲載されていると教えてくれた。 
               
              新聞の記事と久野さんのメールから引用すれば『このボーイング747は日本航空等が使用していた機体で海外に売却するために白く塗りつぶしてある。よく見ると胴体後部に『N741UN』と書かれている。これは車のナンバープレートのようなもので、この機がアメリカ国籍であることを示している。 
               
              日本国籍を示す記号は『JAxxxx』になる。 
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