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  2022年7月:博多
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博多山笠・長浜家櫛田神社・満行寺・Cafe Geroge'sかわ屋・一双

【7月3日(日)曇り】かわ屋・一双

夕食を何処にしようかとホテルを出たらこの夕焼け。

ホテルのある一角をひと回りして、ここにした。<か>に<○>で「かわ屋」¥。

かわ屋。

幼児を乗せた乳母車を押した若いカップルが入ってきたのにはビックリ!
カウンターに座って生ビールを頼んむと一緒にキャベツが出てきた。

ぶつ切りにしただけのキャベツ。

レバー刺しと皮。表面はカリカリで中がジワっとした皮は初めて。「かわ屋」の<かわ>は皮のことだろう。
周囲の様子を見ていると「皮」を五本とか十本、あるいはもっと注文している客がいる。あとか調べてわかったことだがかわ屋は皮で売っている焼き鳥屋だった。

かわ屋のホームページに皮の作り方が載っていた。これが人気の秘密らしい。

【その一】仕込み
鶏皮を一枚一枚巻き付けていくようにして作られます。何年も串打ちをしている人でも一本巻くのに二分半も時間がかかります。
【その二】焼き
先ずは一回目の下焼きを行い鶏皮の脂を落としていきます。鶏皮はまだ白くタレが染み込んでいない状態です。
【その三】タレ付け
漬け込みのこだわりは一回目焼いた後に漬け込むタレと四回目焼いた後に漬け込むタレを変えていること。ここで漬け込んだタレが中まで染みわたります。
【その四】寝かせる
秘伝のタレに漬け込んだ串を焼いて脂を落とし一日寝かせます。寝かした串を焼いて脂を落とし、また寝かしていきます。
【その五】繰り返すこと六日
焼いて脂を落として一日寝かせ、また焼いて脂を落として寝かせるのを繰り返していきます。この工程を六日間繰り返すことによって、外はカリッと中はもっちりとした食感が生まれます。
【その六】一日目と六日目
鶏皮の脂が落ちて小さくなり、秘伝のタレが染み込み色に深みが出ています。一本一本思いを込めて作った「かわ屋」のこだわりをご賞味ください。

鶏のレバー刺しと皮。

レバー刺しと皮が出てきたと思ったら、あとは次々と焼き上がりって皿に載せられる。

レバー刺しの片割れと肝(レバー)だったか?

レバー刺しの片割れと砂ずり?

とり身?

皮と豚バラと……?

……? もう記憶が追いつかない。

カウンター越しに『勘定を』と声をかけたら『スープを飲んでほしい』と出されたのがこれ。微かな塩味でこれも良かった。

鶏の旨みが凝縮されたスープ。

かわ屋のすぐ先の「博多一双」は嘗ての若き同僚・西佐知子さんお勧めのラーメン屋、〆はここにする。

博多一双。

カウンターでハイボールを啜りながらラーメンを待つ。

角ハイボール。

昼は長浜、夜は一双で、豚骨ラーメンの味比べのようになってしまったが、好みは長浜かな?。

一双の豚骨ラーメン。

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