【7月25日(日)晴】棟方志功記念館 ホテルの朝食は、トレーに載った米飯食セットやパン食セットがキッチンカウンターの前に並べてある。他に自由に選べる惣菜類がサランラップをかけた小皿で、テーブルに並べてある。これもCOVID-19対策なのだろう。
夏の展示企画はカンジンスキーが書いた本のタイトルみたいな「点と線と面」。
門を入ると校倉造り風の記念館が日本庭園の奥に建っていた。
柴垣の裏に池があり記念館を映している。
記念館のドアを開けるとすぐに上り階段があり、そのまま上って受付へ。
受付前のロビーでドキュメンタリー映画「彫る 棟方志功の世界」を上映している。38分間という長さだが、これも必見。
ロビーにもう一点、棟方志功の板画に対する想いを表した言葉が飾られていた。
展示室の入り口に飾られている棟方志功像は棟方と親交のあった高田博厚が棟方の死後、1979(昭和54)年に彼の写真を元に制作したもの。
展示室は大小二室あり、小展示室には書や倭画(やまとが)が展示してある。
◆ 天乃宇受女之美古登の図 (あめのうずめのみことのず/倭画/1972年)。
小展示室の一角に棟方がなぜ版画を板画と言ったのか、その説明が掲げられていた。
大展示室は板画が展示されている。
◆ 二菩薩釈迦十大弟子(板画/1939年/1948年改刻)
展示室の中央には棟方志功が大切にしていたグランドピアノ (Steinway & Sons) が置かれているが、棟方自身はピアノを弾くことはなかったという。
9時半から11時過ぎまで棟方志功の世界に浸って、市営バスで青森駅前に戻る。
これが青森の握り寿司。事前に飯を小さくと頼んでこの大きさ。新鮮で、美味くて、当然。
大黒寿司の大将はよく喋る。津軽人はお喋りだと大将自らが言っていたが、おかげで食後も電車の時間までユックリすることができた。
新青森駅で未だ時間に余裕があるので、駅に隣接した旬味館(しゅんみかん)のカフェ「水とコーヒー」でコーヒータイム。
13:52 新青森駅発 はやぶさ28号 で帰路に着く。 |