【7月16日(金)晴】鰻 まつ嘉・かうひい屋3番地 09:00 に新宿駅を出たあずさ9号は 11:30 に松本駅着。車内は COVID-19 の影響だろうザッと見た印象では九割方が空席だ。
店には丁度 12 時に着いたが、先客が数名あり少し待たされて店内へ。
昨年4月に来た時に頼んだうな重は量が多すぎて持て余し気味だったので今日はうな丼にする。秋田の酒、兩関でうなぎが来るのを待つ。
待つこと 30 分。
食べ終えて外に出ると入り口に「ごめんなさい売り切れました」の立て看板が立っていた。
まつ嘉から高砂通りを東へ 100 メートルほどの所にあるのが、松本市の特別史跡に指定されている「源智の井戸」。
井戸の脇に掲げられている由緒書には「城下町が形成される以前から飲用水として利用されてきた」とある。
天保14(1843)年の「善光寺道名所図会」には『井筒の径は八尺(242.4 センチメートル)、高さ九寸(27.3 センチメートル)の当国第一の名水』と歌っているらしい。
まつ嘉の近くで見つけた「かうひいや3番地」で一休み。
戸を開けて声をかけると、奥から『営業している』と返事。
店に入ってすぐに気になった古い箪笥に乗せられた古いオーディオ一式。
プリアンプは 1970 年代初期に発売された、当時は欲しくても買えなかったソニーの 2000F。
スピーカーはメーカー不明の電蓄を利用したもので、これもメーカー不明のツイターが追加されている。
スピーカーに載るパワーアンプは正体不明のモノラル真空管アンプ、多分自作アンアプだろう。
席について足元を見たらテーブルの脚が “PINES" という足踏みミシンの再利用だ。改めて店内を見回すとテーブルの脚が全て足踏みミシンだ。
今日のブレンドコーヒーとレアチーズケーキのセットを頼んで、食後のコーヒータイム。
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