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  2015年11月:盛岡・花巻
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盛岡着じゃじゃ麺岩手県立美術館書体を作る職人かまどのある家

【11月22日(日】 じゃじゃ麺

盛岡駅前からタクシーで木許さんが推薦する本宮六丁目のじゃじゃ麺屋「香醤」へ。
じゃじゃ麺は近年、冷麺、わんこそばと並んで盛岡三大麺と呼ばれるようになった盛岡独自の麺で今日まで未体験。

香醤は建物が未だ新しい。

店内のどのテーブルにも玉子がのっている。値段の表示もないけどゆで玉子?

この玉子、後で使い途があるそうだ。

これは摺り下ろしたニンニク。時間が経つと緑色になることを知らなかった。

木許さん曰く、じゃじゃ麺はジャージャー麺とは別物で盛岡独特の麺で、うどんに味噌を載せたもの。
出てきた皿を見て『なるほど!』

これが「盛岡じゃじゃ麺」。

テーブルに備え付けの「じゃじゃ麺の美味しい食べ方」を見るまでもなく、木許さんの指導の下、皿の上をしっかりかき混ぜる。

テーブルに備えられたじゃじゃ麺の食べ方指南書。

シッカリかき混ぜた結果がこれ。

店の特製味噌と麺のコラボレーションは、サッパリとコッテリが同居した焼きうどんに似た食感と言えば好いか。

モッチリではなくモチリとした適度なコシをもって歯触りが気持ちいいうどんと、こちらが主役では無いかと思いたくなるしょっぱくない秘密満載の味噌、キュウリのシャキシャキが無くてはならない名脇役というところか。

麺を二口三口ほど残してテーブル上の卵(生卵だった)を皿に割り落とし、今度も好くかき混ぜてから店員に声をかけると、その皿を持って奥に引っ込む。

テーブルに戻された先ほどの皿にはスープが追加されている。
改めて特製味噌や塩、コショウ、酢、ラー油、ニンニクなどで好みに応じて味を調整し、「ちーたんたん」のできあがり。一皿で二度美味しいとはこのことか!

出来上がった「ちーたんたん」。

昼時になり混み始めた香醤店内。

こだわりを持つという麺は「金すずらん」という粉を使っているそうだが、その袋が壁に貼ってある。

壁に貼られた「金すずらん」の袋。

木許さん、じゃじゃ麺美味しかったです。

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