【11月21日(木)雨】彌彦神社
雨は止む気配なし。三人が櫻家で傘を借りて彌彦神社に向かう。
釜めし彌彦の前を抜け、参宮通りから社家通り出たところで境内に入る。御手洗川に沿った境内の林の中を抜けてゆく。
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雨の中彌彦神社の林を往く。 |
林の小径が切れて一の鳥居の横に出た。
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一の鳥居。 |
一の鳥居をくぐり御手洗川に掛かる石橋から左手を見ると、神様が渡る玉の橋が掛かっているのが見える。
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御手洗川に掛かる玉の橋。 |
表参道の両側では11月1日から24日まで開催されている菊祭りが実施されている。
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表参道の菊まつり。 |
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厚生労働大臣賞受賞作品。 |
二の鳥居前に飾られている菊で形どられた会津磐梯山が見事。
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菊で作られた会津磐梯山。 |
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二の鳥居。 |
二の鳥居をくぐると右手に見えるのが神馬舎。神馬とは神様が乗る馬で生きている馬を奉ることもあるが、彌彦神社の神馬は木像で近代彫刻家として名高い高村光雲の高弟・山本瑞雲の作。
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神馬舎。 |
神馬舎横の小径を入ってゆくと舞殿の前に出る。舞殿では伊夜日子大神に奉納する神楽が演奏される。
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舞殿。 |
舞殿の左手奥に建っているのが斎館(旧勅使館)。ここは勅使の宿泊施設で神社の格の高さを示す建物らしい。
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斎館。 |
参道に戻り石段を上ると随身門。
随身門は随昭和十五(1940)年、紀元二千六百年を祝して建てられた門。左右には紀伊国熊野から伊夜日子大神に随行し大神の宮居を警護した長気(おさげ・向かって右側)・長邊(おさべ・向かって左側)の兄弟神が祀られている。
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雨の中、参拝者が絶えない随身門。 |
明治末期に焼失してしまった本殿以下の諸殿舎は、その後、近代神社建築家・伊東忠太の設計により五年の歳月をかけ大正五(1915)年に再建された。本殿は三間社流造向拝付。幣殿・祝詞舎に入母屋造向拝付の拝殿が続いている。拝殿の南に神饌所、北に祗候所・祈祷殿が連なっている。
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拝殿。 |
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