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【5月7日(木)】 チェック・アウト
ルアンパバーン最後の朝、宿の前、ワット・セーンスッカラムの托鉢の様子をもう一度見学。
今朝は観光客の姿が少なく三日前の朝とは大違いの静かな托鉢風景だ。
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ワット・セーンスッカラムの前を静々と進む托鉢の列。 |
観光客が居ない朝は托鉢僧達もゆったりと進んで行くように見える。
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| これが本来の形なのか。 |
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| サッカリン通りにも殆ど人影がない。 |
托鉢を見送ってからバネトン・カフェ(Le Banneton Cafe) のパンも忘れがたいので、ルアンパバーン最後の朝食にもう一度足を運ぶ。
軒下のテーブルに座り、肉入りパイとサラダ(Feuillete aux Legumes)
45,000Kip(約680円)とホット・コーヒー 10,000Kip(約151円)を頼む。
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| 肉入りパイとサラダ。 |
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| この眺めもこれが最後。サッカリン通りの奥にワット・セーンスッカラムが見える。 |
朝食後は宿に戻りノンビリと荷造りをして、10時過ぎに宿をチェックアウト。
荷物を宿に預かってもらいルアンパバーン世界遺産局に寺院紹介の資料は無いか聞きに言ったが、『ここにはそういう印刷物はないので、ツーリスト・インフォーメーション・センターに行って聞いてください。』
このサッカリン通りの反対側の外れじゃないか、と言ってみても行くしかない。時間はあるので20分ほど歩く。
残念ながらツーリスト・インフォーメーション・センターにも寺院紹介のまとまったパンフレットは無いそうで、ルアンパバーン公式観光地図なるものだけを受け取る。
宿の近くまで戻ってくる頃には12時を回っている。ランチは最後のタマリンドで。
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| タマリンドに抜けるサッカリン通りとスッカースーム通りを結ぶもう一つの路地。 |
タマリンドに着いた時はさすがに汗が流れてきた。
店に入ると直ぐにスタッフのジョンくんが『昨日より暑いですよ。』と声をかけてきた。
ビアラオ 15,000Kip(約227円)と鶏肉のレモングラス包み揚げ(Stuffed Lemeon Grass/Oua Si Khai) 50,000Kai(約755円)で昼食。
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| ビアラオと鶏肉のレモングラス包み揚げ。左上はフィンガー・ボウル。 |
鶏肉のレモングラス包み揚げはコンガリ美味そうに揚がっているレモン・グラスを素手で剥く。フィンガー・ボウルがついてきたわけがよく分かった。
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| パリパリのレモングラスを剥いた鶏肉のレモングラス包み揚げ。 |
口に入れると香味野菜と鶏肉がフワフワのハンバーグ・ステーキのようで、レモングラスが脂っこさを消している。これは是非、特製のスパイスをつけて食べて欲しい。
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| これに添えられてきた特製スパイスをつける。 |
デザートはフルーツ盛り合わせ 20,000Kip(約302円)とラオ・コーヒー 9,000Kip(約136円)で3時過ぎまでゆっくりさせてもらう。〆て94,000Kip(約1,420円)。
フルーツの盛り合わせが出てきた所で、それぞれのフルーツを説明してもらいたくてランチタイムのマネージャー Ms. Rovina に来てもらった。
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| Ms. Rovina はカナダのカルガリーの人だった。 |
皿の上は黄色いフルーツから時計回りにマンゴー、パパイヤ、ロンガン、スパイス入り砂糖の皿、グアバ、ロンガン、ドラゴンフルーツ、ランプータン、タマリンド。中央はマンゴースチン。
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| 楽しめるフルーツの盛り合わせ。 |
この店の名前のタマリンドがフルーツ盛り合わせに載っている果物の名前だと言うことを知らなかった。
タマリンドのボロボロ崩れる皮を剥くと、砂糖漬けにしたような実が出てくる。口に入れるとネットリとした歯触りでかなり甘い。Ms. Rovina によると、これでフレッシュなタマリンドなのだという。
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| 皮を剥くとネットリした実が出てくる。 |
ネットリした実の中から出てきた黒い種は石が入っていたのかと思ったほど硬く、とても歯が立つ硬さではない。皿の上に落とす『カチンッ』と石を落としたような音がした。
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| 石と間違えたほど硬いタマリンドの種。 |
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| 実の周囲に埋まるように絡まっていた葉脈? |
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| タマリンドの店内。 |
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| タマリンドの店内。 |
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| テラス席。 |
昨夜、マネージャー氏にはお世話になった挨拶をしたのだが、ノンビリしているうちに出勤してきた遅番のそのマネージャー氏が声をかけてくれた。改めて名前とメールアドレスを交換する。
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| お世話になったマネージャーの Keun さん。 |
Keun さんに『タマリンドが気に入って通ってしまったが、どの料理も期待を裏切らなかった』と 伝えて店を後にした。
チェックアウトが済んでいるホテルに戻る。
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