【9月21日(水)】 ジャングル探検ツアー
13:15、四輪バギーから戻って直ぐにジャングル探検ツアーの基地へ。
オリエンテーションで指定された場所に行ってみると四駆のトラックが待っていた。
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トラックの荷台に乗ってジャングル探検。 |
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いよいよ出発。席は荷台の最前列。 |
山の中に入り開けたところに出ると、午前中のクルージングで波をかぶったカネオヘ湾とチャイナ・マンズ・ハット島が見えてきた。
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カネオヘ湾とチャイナ・マンズ・ハット島。 |
木々に覆われた低い石垣の上では四体の木彫り像がこちらを見ている。
ガイド氏の説明によると(メモをとらなかったので曖昧だが)それぞれ愛、豊穣、安全などを司るハワイの古くからの神々だという。
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四体の木彫り像。右から二番目はLono。 |
山道を登りながら木彫りの神々を右に大きく回り込むと、木彫り像たちの真上の辺りで石垣に囲まれた広場の前に出た。
ここはオアフ島で一番神聖な場所で、先住の人たちが折に触れて祈りや儀式を上げた場所。ここを "Pa imi na auao"(パ・イミ・ナ・アウアオ)と言い『知を求めるための場所』という意味らしい。
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"Pa imi na auao"。 |
入り口にあたる石垣の切れ目にタンポ槍のような棒が交差している。
これはここが神聖な場所で、交差した棒は立ち入り禁止を示している。とは言いながら、この交叉した棒は誰でも開けることができるそうだ。ただし、開けたら直ぐに祭礼を行わなければならないのだという。
周囲の低い石垣が結界のようにも見える。
結界のような石垣を "Uhau humu pohaku"(ウハウ・フム・ポーハク)といいハワイ語で『石を積み上げる』という意味らしい。
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周囲の低い石垣 "Uhau humu pohaku"。 |
……という説明をした後、ガイド氏がこの棒の交叉を解いて一人、広場に入り中央に進んで正面のLono(ロノ)という木彫り像の前でごく簡単に拝礼して儀式を終え、ツアー客たちは結界の中に入る。
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中央が Lono 像。 |
Lono像はハワイの豊穣と土地の神。
ハワイの神々は様々な動植物に変身することができるそうで、そのことをキノラウと呼び、このLonoはククイの木と黒豚、サツマイモ、ヒョウタンに化けることができるという。
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Lono像の隣はHale Kia'i(ハレ・キアイ)。 |
ハレ・キアイはこの聖地を訪れた人たちが必要な儀式を行ったかどうかを確認する監視員の小屋。
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奥の櫓はAnu'u(アヌウ)。左の小屋を何と言ったか、メモのない悲しさ。 |
アヌウはお祈りのための塔で、本来は外周にタパと呼ばれる布がまかれている。
近隣に住む長老たちがここに寄って祈りをささげ、その祈りが天に届くようにと四本の柱が天を指している。
パ・イミ・ナ・アウアオを後にトラックは再び山道に入る。
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対向車のことは気にしない。 |
背丈ほどの草原の向こうに見覚えのある建物が見えてくると、トラックの荷台の後ろから歓声が上がる。
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見たことがある気がするこの建物、なんだったっけ? |
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トラックが建物の入り口に近づいて謎が解けた。 |
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入り口上の"JURASSIC WORLD"の文字。 |
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入り口壁の裏側にはティラノザウルスの爪痕が。
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この窓からティラノザウルスが中を覗いたんじゃなかったかな? |
カネオヘ湾を見下ろす開けた場所に出て小休憩。
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親指と小指を立てて"Aloha~!"の堀内、金宗、坂上、新海、日下部の諸兄。 |
休憩後は山を下ってジャングル探検ツアーの集合場所へ戻りクアロア・ランチでのプログラムを終える。
ホテルに戻り着いたのは15:30頃。
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