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 2004年3月:北京
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【3月11日(木)】便宜坊烤鴨店

成田発10:35、JL781便。

北京着13:40。

少し遅い便で到着したS社のSaitoさんと到着出口で合流する。例によってハイヤーの運転手張さんが出迎えてくれた。
今回の北京訪問は全国情報技術標準化技術委員会(NITS)との打ち合わせと情報収集だ。

3月の北京は未だかなり寒いと脅かされていたが、空港を出てみるとコートなしでも過ごせるほど暖かい。

今回も崇文門駅交差点に近い北京新世界万怡酒店(New World Courtyard Beijing/北京市崇文門区崇文門外街3-18/電話:010-6708-118)に宿泊する。

崇文門駅交差点。右手が北京新世界万怡酒店。正面はショッピングセンター。

上海から飛んで来たBillさんやS社の現地法人担当者Shibaharaさん達とホテルロビーでで合流し、明日に予定されている全国情報技術標準化技術委員会との会議の下打合わせを行う。

夕食は崇文門外大街を挟んでホテルの斜め向かいにある北京ダックの専門店、便宜坊烤鴨店 (Bianyifang Kaoyadian) に行く。

便宜坊北京ダック店

入口のドアをあけるとすぐの階段踊り場には衛生防疫標準の大きな掲示があった。
この掲示板もSARSの影響なんだろう。鴨を調理する時の温度や時間、食器の消毒方法が説明してあるようだ。

入口にかけられた掲示。

個室までの短い廊下を歩きながら感じた店内の雰囲気は賑やかなものでは無く、むしろさびれた印象だった。

現地の人達はやはりSARSに神経質になっていて鳥料理の北京ダックを敬遠しているように感じた。私達はそんなことには無頓着で本場の北京ダックを大いに楽しんだ。


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