|  
      
       【2月12日(火)】崇文門菜市場 
      快晴。 
         
        朝から何度か北京支社に電話をするが誰も出ない。そのはずだ、今日までが春節休暇だった。 
        ポカリと空いた一日、することもなく先日(10日)購入したDVDを眺めながら午前中を過ごす。 
         
        昼過ぎにタクシーで三源里に向かう。 
        乗ったタクシーの天井から妙な物が下がっているのでドライバー氏に聞くと自作の車内照明だという。芳香剤が入った瓶も付いていて面白い。 
        ユニークな物を作るセンスを持ったこのドライバー氏、恐ろしく無愛想だった。 
      
         
            | 
         
         
          | 手作りの車内照明。 | 
         
       
       東直門外斜街を東三環路と首都空港高速道路が交わる手前でタクシーを下り李さんを誘って遅い昼食。 
      
         
            | 
         
         
          | 「三源里小区」団地入り口。 | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | 途中で見かけたスポーツジムだが人の気配がしなかった。 | 
         
       
      「西部美食」は回族の料理で羊の串焼きが柔らかくて今まで口にした中でも一番美味しいだろう。66元(約1,300円)。 
      
         
            | 
         
         
          | 「西部美食」の上は旅館になっていた。きっと回族の人達向けなんだろうな。 | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | この串焼き、こぢんまりしているが味は文字通り絶品。 | 
         
       
      左側の皿は「新疆ウイグル自治区人民政府 駐北京辧事処」 
        の中にある「新疆伊斯美飯庄」で注文した料理によく似ている。 
      
         
            | 
         
         
          | 串焼きは追加注文。羊の何処の肉だったか忘れた。 | 
         
       
      食べ始めて壁の「牛肉拉麺紹介」に気づいた。これ以上は食べられそうもなかったので注文しなかったが牛肉ラーメンが「西部美食」の売りらしい。  
      
         
            | 
         
         
          | 牛肉ラーメンは蘭洲古金城が起源みたいだ。 | 
         
       
      別の壁にはアラビア文字の親類にあたるウイグル文字をあしらった扇が飾ってあった。 
      
         
            | 
         
         
          | 壁の扇は春節を祝う言葉でも書いてあるんだろうか? | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | 昼も遅い時間。店内はガランとしていた。ノンビリした雰囲気がよかった。 | 
         
       
      「西部美食」を出る頃は4時になってしまったが、予定のない呑気さも手伝って明るい午後の日差しの中でノンビリとした時間を楽しんだ。 
         
        「西部美食」の近くにある「新源里第四小学校」は北京でも超有名な小学校だそうで、校門の横に様々な機関からの20枚以上の表彰章が貼り並べられていた。その横が美容院(兼床屋)というのも面白い風景だ。 
      
         
            | 
         
         
          | 右が学校の門。直ぐ左が美容院兼床屋。 | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | 校門脇に並べられた表彰章群。 | 
         
       
      用があって出かけるという李さんと別れて崇文門に戻る。 
         
        崇文門菜市場を冷やかしながら一回り。この市場内は何度か撮影しているが今までに一度も文句を言われたことがない。どの売り場の店員もレンズを向けるとサッと隠れてしまう。 
      
         
            | 
         
         
            | 
         
        
          | 日本の野菜売り場と変わらない光景。 | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | 肉売り場とは離れた場所にあった腸詰め類売り場。 | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | 肉売り場は豚、羊、牛など種類によって別れている。 | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | 手前の黒い固まりは燻製? | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | 買う気になれない魚売り場の陳列。手前は太刀魚? | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | 蚕のサナギは茹でたヤツと串焼きを盤錦で賞味済み。 | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | 酒売り場は年々並ぶワインの本数が増えてきている。 | 
         
       
       
      
         
            | 
         
         
          | 菓子類は箱に入っているものもあるが目方売りがメイン。 | 
         
       
      蜂蜜売り場店長の劉艶(Liu Yan)さんに声をかけたら英語はできるかという。長いこと使っていないので練習相手になって欲しいというのだ。こっちもお願いしたいところなのでしばらく立ち話をする。 
         
        彼女、中学校で政治学を教えているというのに出された名刺には店長とある(第一、中学校で政治学を教えるのかよ)。パートタイマーで市場で働いているとも言っているがどうもよく分からない。 
      
         
            | 
         
         
          | 蜂蜜売り場で劉艶さんを手伝う若い店員嬢達。名前を聞き損なってしまった。 | 
         
       
       Solo IIに戻ってメールを確認すると、やっと会社のサーバが復旧したようで大量のメールが入ってきた。 
        メールを処理して12時過ぎに就寝。 
      
     |