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       【9月28日(火)】任科・李翼 
       午前中の CECI 訪問も無事終わる。 
         
      北京友誼賓館で中華料理の昼食をとる。レストランの名前は記録し忘れた。 
       
      このホテルは33万平方メートルという広大な敷地の中にその施設が点在している巨大なホテルだ。中を歩いていて2003年7月と9月に宿泊した九華山庄を思い出した。 
       
      ここは
      旧ソ連と近い関係にあった時代の外国人専用の居住地だったそうだ。 
      
         
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          | 北京友誼賓館の玄関。 | 
         
       
      食事を終えてレストランから廊下を渡って裏口から出たつもりだったのだが、外に出てみると別の玄関だった。 
      一体どうなってるんだ? この建物からさらに敷地内を歩いて白石橋路に面した表玄関にたどりついた。 
      
         
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          | こちらが北京友誼賓館の正面らしい。ShibaharaさんとSaitoさん。 | 
         
       
      今回のホテルは宣武区菜園街の北京中環假日酒店 (Holiday Inn Central 
        Plaza Beijing)。 
         
        開業して未だ2年位しか経っていないという新しいホテルだが繁華街からは離れた場所にある。 
        この辺りは北京市政庁の主要な機関が引っ越してくることになっているそうで、近い将来は官庁街になると言う。 
      
      室内プールやトレーニングGYMも完備しているので長期で滞在するなら水泳用具やトレーニングウエアを持ってくるといいだろう。 
         
      部屋や風呂の広さは今まで利用していた崇文門駅交差点そばの北京新世界万怡酒店と大差ないようだ。 
      一人でふらふら出歩くには地下鉄駅に近い北京新世界万怡酒店の方が便利だ。 
      
         
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             新しさをとるなら北京中環假日酒店かな。 
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      今回も北京に来る前に任科くんにE-mailで連絡を入れておいた。 
         
        ホテルに入って直ぐに彼の携帯電話に再度確認の電話を入れる。彼にとってもやはりこのホテルは不便な場所にあるようで時間通りにホテルにこられるかどうか分らないと言う。 
         
        それでも今日は中秋節、一緒に月餅を食べようと言ってくれた。 
         
        月餅は本来、中秋節を祝うために家族が親元に集まって一緒に食べるものなのだそうだ。 
        今では家族や知人にプレゼントするのが大はやりだと言う。 
         
        午後7時近くになって新妻の李翼さんを伴った任科くんがホテルの部屋まで訪ねてきてくれた。 
         
        二人とも家族から離れて北京に来ているので今日は私も交えて三人で月餅を楽しむのだと言ってくれた。 
        二人とは今年の3月以来の再会だが、李翼さんは学業と主婦業で少しやつれたようだ。 
         
        早速、タクシーで広安門内大街まで出て麻辣誘惑菜館と看板にある四川料理の店に入る。 
        料理を頼んでから、任科くんが買ってきた月餅も切って皿に盛って出してくれるようにとウエイトレスに頼んでいた。 
         
      3月に彼等に会った時も一緒に四川料理を食べたのを思いだし、二人に他の料理は嫌いなのかと聞いてみると、四川以外の中国の料理はどれも甘くて食べられないと言う。 
      
         
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          | 任科くんと李翼さん。 | 
         
       
      来春早々には二人の次の住まいになる新築のマンションが通州区京塘路に完成するので今から楽しみだと、二人で顔を見合わせていた。確か二人とも未だ26、7才のはずだが生活設計がきちんとしている様子には感心させられてしまう。 
      
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