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       【10月6日(金)晴】八栗寺(やくりじ) 庵治の城岬公園から牟礼の八栗寺に向かう。 
 四峰しか見えないが、江戸時代の宝永3(1706)年の大地震で東の一峰が崩落して失われ現在の形になった。涅槃の顔のようだと言われている。霊峰と呼ばれ四国の名峰の一つ。 
 ケーブルカーを降りると墓碑と常夜灯があるが、こちらが八栗寺へのコースのようだ。 
 濃い緑の中を道なりにうねうね進むと右手上に「八十八ケ所石仏霊場」が見える。 
 八十八ケ所石仏霊場に並んで立つのは多宝塔。 
 多宝塔の前を通り過ぎて振り返る。手前から奥に向かって地蔵堂、太子堂、多宝塔。 
 神額に「聖天宮」とある鳥居と聖天堂。 
 聖天堂の本尊は歓喜仏でインドにおいて「ガネーシャ」と呼ばれる、頭は象で身体が人間の男女二像の和合神。ご開帳は五十年に一度だという。 
 聖天堂の右前が八栗寺の本堂。 
 本堂は聖天堂よりも高い位置に置かれている。本尊は観音菩薩。 
 さらに進むと二天門と呼ばれる山門がある。 
 二天門からきた道を戻りケールカーの山頂駅に戻る。 
 山頂駅の真向かいに屋島の一端が見える。 
 八栗山頂駅から坂道を下って大きなうどん屋「山田屋」でランチ。関東でよく見かける「山田うどん」とは別の店らしい。 
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