|  
      
       【5月3日(日)晴れ】宗像神社 日を改めて吉高探訪再開。 
 道なりに辿り一回り大きな道に出ぶつかるので右折、そのまま進むと吉高宗像神社の前に出る。 
 参道の手前でバイクを降りて境内に入る。 
 鳥居の手前に据えられた狛犬の様子が珍しい。 
 狛犬の顔をよく見ると左右とも獅子(犬)というより猿に見える。 
 右側の獅子像を阿形(あぎょう)と言い、こちらは口を開いている。 
 それぞれの像の台座に「明治四十四年十月十五日」の日付と「社掌 香取平吉代」「願主 富井重右衛門」が刻まれていた。明治四十四年は1911年、今から109年前になる。 
 
 拝殿に打ちつけられた説明には『創建は村上天皇(947–957)の天暦2(948)年、今から1072年前の6月14日』とある。日付まで明記してあるのは珍しい。今日の日付からは 1072年前の創建ということになる。 
 拝殿の裏に回ると本殿の様子が垣間見える。 
 本殿の真裏には「天満宮」「稲荷神社」「水神社」の三つの祠が並んでいる。 
 参道左の垣の外側にある小径のにも祠が見える。 
 扁額に「象頭山」とあるから香川県の象頭山の縁の祠なのだろう。 
 象頭山の手前、木の陰に隠れて建つのは「水神社」、ここにも水に縁の祠があった。 
 宗像神社の前の坂道を下りきると464号線にぶつかるので右折し、周りの稲田からの風を受けながら進むと甚兵衛大橋だ。  |