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       【2月9日(月)】兼六園 
       今朝も天気はよくない。朝食の後、焼き物を見たくてタクシーで10分ほどの「九谷美陶園」に行く。あいにく改装中で物足りない見学になってしまった。早々に旅館に戻りチェックアウトの支度をしてロビー横の喫茶「さい川」で旅館の送迎バスの出発を待つ。 
      
         
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          | 今朝も部屋の外は重く低い空模様。 | 
         
       
       
      
         
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          | 到着した時からロビーで何かと気づかってくれたAさんと「さい川」の前で。 | 
         
       
      旅館のバスで加賀温泉駅に向かい、「雷鳥9号」で金沢駅まで北陸本線を往く。 
         
        今日の宿は香林坊交差点わきの「金沢エクセルホテル東急(現・金沢東急ホテル)」だ。駅からホテルまでのタクシーの中から見る道路に雪はないが、駐車場などには分厚く積もっている所もあり、ときどき雲間から射す日ざしを眩しく照り返している。 
         
        チェックインできる午後1時まで30分ほど時間があったので、ラウンジで金沢市内の地図を眺めて過ごす。荷物を部屋に入れてから雪の兼六園を期待して徒歩で出かける。 
        期待したとおり兼六園周辺は短靴では歩き難いくらい雪が残っている。足下に気をとられて真弓坂入口を見落としてしまい、随身垢入口から入園する。残念なことに雪吊りに雪はなく絵葉書の兼六園にはお目にかかれなかった。 
      
         
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          | 虹橋からの徽軫(ことじ)灯籠と霞が池。 | 
         
       
       
      
         
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          | 晴れ上がった青空をバックにすっかり雪が落ちてしまった雪吊り。 | 
         
       
      夜は迷わず片町の「味処 山下」を訪ねる。二度目の金沢と言うこともあり少しは土地勘もできていたのでホテルから片町まで歩いたが、すぐには見つからず探し歩いた。横道を一本間違えていた。 
        たどり着いた山下は既に混んでおり、再会したご亭主や女将さんとの挨拶もそこそこに案内されて席に着く。お任せの料理は写真に撮る間も惜しく、2月の金沢の海の幸どもは瞬く間に胃に納まってしまった。 
        2002年6月に初めて山下を訪れたとき、山下特製の清酒「吽(どん)」を我が家に贈ってくださったが、その時お返しに贈ったBillの作品のひとつにも対面できた。 
      
         
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             「吽」のお礼に贈ったBillの作品のひとつに出会う。 
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